あらすじ
主人公の久保昌美は、子育て中の葛藤から一人のママ友に殺意を抱くほどの憎しみを覚えてしまいます。その憎しみがママ友の子供に向けられるようになるまでの心理的推移を、環境や人間関係を背景に描いていきます。
まえがき
日本社会を震撼させた音羽お受験殺人事件(1999年11月22日)に着想を得、2000年5月に脱稿した作品ですが、事件を再現しようとしたわけではありません。
子育て中に底なし沼……にはまってしまう女性もいるに違いないと思われたので、その底なし沼を何とか表現したいと考えました。
2005年になって、たまたま事件現場の近くを訪ねたので、現場に隣接する寺に行ってみました。日中でしたが、寺に面した通りは人通りが少なく、静かでした。娘が受験して途中で落ちた大手出版社が同じ通りにありました。
ワープロで感熱紙にプリントアウトした作品の保存状態が悪く、このままでは読めなくなりそうでしたので、改めて校正しつつ連載形式で公開していく予定です。
「織田作之助賞」で三次落ちした、原稿用紙100枚程度の小説です。
主な登場人物
久保昌美……主婦。主人公。
久保豊……昌美の夫。ホームセンター勤務。
久保友裕……久保夫妻の子。
川野辺皓子……昌美のママ友。夫は商社勤務。
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